Day2(10/19)のイベントレポートをお届けします。
本日は昼のConferenceイベント「ADE Sound Lab 2017」と夜のTranceイベント「Luminosity pres. ADE special」の2本の参加でした。
*Day1(10/18)のイベントリポートから見るという人、「ADEとは何ぞや?」という人は以下からご覧ください。
ADE Day2スタート!
ADE Sound Lab 2017
1. Ableton Artist Masterclass with Laidback Luke
前日の就寝は朝の7時ぐらいだったが、11時ぐらいに起きて食事。 ベッドに戻ると当然のように二度寝で、結局起きたのは14時過ぎ笑
で、大遅刻だが本日の最初の参加イベント「Ableton Artist Masterclass with Laidback Luke」のためDe Brakke Grondへ。
こちらの会場では「ADE Sound Lab 2017」と題して、著名なDJ/アーティストや音楽関係者のトークショーやワークショップ、機材の展示会、ビジネスミーティングの場となっていた。
会場の内装は全体的にAppleのKeynote(Apple社が新製品発表やエンジニア向けの情報共有などを行っているイベント)のようなスタイリッシュさが印象的。
Laidback LukeがAbleton Live(トラックメイキングを行う大元のソフトウェア)を開きながら、曲作りについて語っていました。内容は最後の方(参加者からの質問の時間)から少ししか聴けなかったけれど、「EQをしっかり設定すること」「作業の途中にブレイクを入れよ」という主旨だったかと(英語のヒヤリング力が悪くて違っていたらすみません)。
時折オーディエンスに目をやると未来のグローバルDJを目指すと思しき若者たちが真剣なまなざしで一生懸命耳を傾けていて、熱心にメモを取っている姿も伺えた。 グローバルシーンの中心地では[su_highlight]「DJで一人前になりたい!と考えたらトラックメイキングを精進せよ!」というのが次世代に当たり前のように浸透している[/su_highlight]ことを、この空間からもかいま見た。
2. DJsounds with Wally Lopez
トークショー終了後、別スペースのPioneer DJ Roomに入ると「DJsounds」の公開収録を行っていた。
DJsoundsを軽く説明すると、機材とDJプレイの手元を固定で映しているのが特徴のムーヴィープログラム。
つまりショーではあるが、[su_highlight]向上心のあるDJにとっては貴重な教材でもある[/su_highlight](キャプションにはトラックリストも載っている)。僕がDJを始めたばかりの頃は、DJブースが見えるクラブに行って上から覗いたり、DJに勇気を振り絞って曲名を尋ねていたけれど、今は本当に便利だ。
それはさておき、僕が入った時間はスペインのHouse DJ Wally Lopezがプレイ。 Tribalな音やProgressiveな音を中心に縦横無尽な流れの貫禄のプレイ。
そういえば、大昔今はなきSpace Ibizaに行った時、TerraceでWally Lopezを見たような気がする。多分レコードかCDでDJやっていたときにダウンロードして持っていたかと思う(ぱっと思いつかない)。いずれにせよかなり長い期間ノーマークだった。
で、[su_highlight]これを機に再度聴いてみたら今の自分的には結構好きな音だった。 いわゆるTrancyでDeepなProgressive House。[/su_highlight]
これを機にベンチマークしよう。
最近Wally Lopezという固有名詞を僕は聞いていないが、ADEのFestival Eventにもしっかり出ている。多分[su_highlight]インターネットを情報源にしていて(というか、無意識だがインターネットのインタレストベースでしかアンテナを張れていない)ことの弱みが表れた[/su_highlight]ということだろう。 このことだけでもADEから大きな気づきを得られた。
なお僕は見られなかったけれど、この日のDJsoundsはGorgon City、DJ SNEAKが出演していた。
Gorgon City
DJ SNEAK(&Roger Sanchez)
*ADE Sound Lab 2017はDay3(10/20)にも行ったので、興味のある人はアップしたらチェックしてくださいね!
Luminosity pres. ADE special
ADE Sound Labの帰りにアムステルダムを散策したり、ディナーを楽しんだり、ホテルの部屋で少し休憩した後、「Luminosity pres. ADE special」で、Panamaへ。
LuminosityはTranceやUplifting Tranceファンに最も支持されているイベントの一つだ。 6月に開催された「Luminosity Beach Festival 2017」は今年で10周年を迎え、オランダのブルメンダールの海沿いにある「Beachclub Fuel」にて、何と4日間にわたり開催。潮風とTranceだなんて、さぞかし最高だったことだろう。
会場には0時前後にイン。 [su_highlight]実はこのイベント、スタートは17:00笑[/su_highlight]。
ADEには夕方から次の日の朝までというパターンを散見する。 この日もおそらくオープンからクローズまでいる強者がいたことでしょう笑
Panamaは結構古くからあると思われるたたずまい。 フロアは「MAINSTAGE」「SIDEROOM」の二部構成。
「MAINSTAGE」は恵比寿のLiquid Roomを若干大きくした感じだったかな。
「SIDEROOM」のほうはぶっちゃけ高音がかなりきつくて、音には心地よさがなかったかな。
エントランス入ってすぐのところには、ピザとLuminosityグッズが売られていました笑。 僕と友達はTシャツ(25€)を購入。
この日の僕のお目当てはEDMからTranceに回帰したMarco V、Jorn Van Deynhoven。どちらもかなりの気合入ったTech Tranceでかなり良かった! やはり今はTech Tranceがとてもカッコよくてアツい。
僕は個人的には[su_highlight]Tech Tranceは、Uplifting TranceとPsy Trance、(若干Hard Techno)のハイブリッドで、138-140bpm周りのTranceの現在形だと思っている[/su_highlight]。
日本だとUplifting TranceとPsy Tranceのリスナーって結構ぱっくりと割れてしまうように見えるが、もし食わず嫌いの人がいるならぜひTech Tranceも聴いてもらいたいな! *例えばPsy Tranceのアイコンの一人Astrixと同じクルー(VII)は、Tech TranceのDJであるWill AtkinsonやSimon Patterson、John Askew)などと、音的にかなり近いだろう。
Jornのプレイが終わるぐらいに、僕も友達もホテルへ帰還。
本日も充実した時間でした笑
*Facebookで大量にライヴムーヴィがあがっていましたので、全部貼ってみます。 興味ある人はどうぞ笑
アーカイブ
デジタルフライヤー
[Conference]ADE Sound Lab 2017
10/19 ~ 10/21(12:00 ~ 23:59)@De Brakke Grond
[Trance]Luminosity pres. ADE special
17:00 ~ 7:00@Panama
クラブ・マップ
補足情報
ADE Sound Lab 2017はADEカードの購入(10€)で開催期間中入場可能。 Luminosityのチケット代はTicketSwap(転売サイト)で€31.66で購入。