オランダが誇る世界屈指のテクノフェスAwakenings。
その中でも本丸のAwakeing Festivalが、今週末の6/29土・6/30日にSpaarnwoude Houtrakで開催されますね(チケットはすでにソールドアウトですが)。
僕は東南アジア在住で仕事を優先のため行けませんが、行ける人はぜひ楽しんでくださいね!
ラインアップとタイムテーブル
ラインアップ
動画でどうぞ。「Awakeningsに出演する人といえばこの人!」というのは全部網羅されている感じ。さすがですね。
ちなみにラインアップの発表は、今年の1/17にJoris Voornのライヴセット付きで行われていました。
タイムテーブル
6/29土
6/30日
そういえば、話ちょっと逸れますけれど、EDC JAPANとかULTRA JAPANを始め、毎年日本のオワコンフェスってラインアップが開催1ヶ月前ぐらいにようやく出るか出ないかですよね。
あれを見てると「海外からオーディエンスを呼ぶ気あんの?」って思ってしまうのですが、どうでしょう?
日本人は少子高齢化しているし、若い子は年々フェスから足が遠のき気味なので、早い段階でラインアップを確定して海外からのオーディエンスを呼ばないと、客数が下がっていくと思うのですが・・・・w
開催場所Spaarnwoudeについて
地図を貼っておきます。
ライヴストリーム・スケジュール
こちらも動画でどうぞ。
Nina Kraviz、Enrico Sangiuliano、Maceo Plex、Joris Voorn、Bart Skils X、Victor Ruiz、Kölsch、Gutiが登場するようです。
テクノフェスでソールドアウトとかオランダのシーンのレベルは違うね
ちょっと、ここからは記事の本来の内容からはだいぶ逸れたますが、、、、
それにしても、9ステージすべてテクノ・テックハウスでチケット・ソールドアウトって羨ましいと言うか凄まじいですよね(うろ覚えで正しい数字じゃないかもですが、動員数40万人とかだったはず)。
Awakenings自体はテクノ・テックハウスの長寿フェスで、長年の継続の賜物と言えばそうなのですが、決してイベント主催者の力量だけではなく、非音楽関係者も含めて音楽フェスやテクノ・テックハウスを育てる気がないと、ここまでにはならないと思います。
日本にも2000年代には石野卓球さん主催のWIREという、素晴らしい屋内テクノフェスがありましたけどね。
卓球さんの采配もあり、ラインナップもSven Vath、Richie Hawtin、Josh Wink、Monika Kruse、KEN ISHII…etc、錚々たるインターナショナルDJが揃っていました。スポンサーには三菱自動車がついており、今考えるとインターナショナルクオリティでしたね。
ちなみに、マンスリーでWOMBで開催していたSTERNEも卓球さんの地道な努力により、アップカミングなインターナショナルテクノDJをチェックすることができていました。
WIREもSTERNEもどちらも終了してしまいましたが、他にもテクノ・テックハウスは日本のシーンでとても活き活きしていた時期でしたね。
「昔は良かった!」ということを言いたいわけではないのですが(これからは、それぞれが好きな場所や方法で、好きな音楽や音楽への愛情を表現すればよいと思うし)、日本では非音楽関係者の理解は、この時がピークで限界だったのではないでしょうか。
本場のクオリティの高いフェスに足を運ぼう
もしダンスミュージック好きを自称するなら、一度総本山的なフェスに足を運んでみましょう。
と言っても、Tomorrowlandやウルトラマイアミのような、日本どうしで群れてばっかの「自称フェス好きの遠足」ではなく、「あまり情報が出回っていない」「チケット購入のハードルが高い」のをピックアップするといいでしょうね。
国内フェスが稚拙に見えるようになり、感性や世界観がアップデートされること間違いないですよ。