【2021年】ダンスミュージックの〇〇とかもう別にどうでも良くなったよね【コロナインパクト】

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2021年一発目の記事です。

2020年はダンスミュージックにとって、過去に経験したことのない1年だったでことしょう。

家やスタジオで粛々とトラックを作ることをメインにしていたプロデューサーや、Spotifyなどのデジタルツールでしかダンスミュージックを楽しまいないオーディエンス以外は、苦痛な時期だったことは間違いありません

ということで、今回は2020年でダンスミュージックシーンで起こった変化や、2021年はどうなっていくのかを、私見たっぷり・言葉選ばずに記していきます

トレンドとかどうでも良くなった

コロナによる最も大きな変化としては、これに尽きるんじゃないかと思います。

言い方を変えるなら、「自分の好きなジャンル、好きなサウンド、好きなDJ、好きなプロデューサー」以外、どうでも良くなったということです。

なぜかというと、ダンスミュージックとの接点のほとんどがオンラインになったからです。

SpotifyやYouTube、SoundCloud、Beatportなどに触れていればわかりますが、自分の過去の視聴履歴によって、AIがレコメンドしてくれますし、何なら自動的に再生が始まります

新しいジャンル、新しいサウンド、新しいDJ、新しいプロデューサーを積極的に探していくなんて面倒でやらなくなるのではないでしょうか。

僕も「今はテクノ・ハウスの時代」とか過去の記事で書いてきましたし、実際に人気はありますが、トレンドとか全然完全無視でいいですよね。

「ながら」で聴くものになった

フェスやクラブイベントがなくなったら、必然そうなりますよね。

もちろんオンラインLIVEを大画面で写しながら、部屋にミラーボールを用意し、画面に対峙しているような気合の入った人もいるかもですが、それはかなり少数派でしょう。

YouTubeは画面を見ずに音声だけでコンテンツを消化する人も多いようですし、ながら聴きするものになったのではないでしょうか。

僕自身は、ほぼMacbookをにらめっこするような仕事を一日中しているので、作業と相性の良いDeep House、Ambient、Lofi Hip Hopが多くなり、アッパーなもの・歌ものはあまり聴かなくなりました

2021年のリアルイベントの再開は厳しいと思う・・・

と書きましたが、リアルイベントがどうなるかというのは、全く予測できないと思います。

判断の変数が多すぎるからです。

この記事を書いている2020年1月3日時点で、コロナの変異種が生まれ脅威となっていたり、首都圏の知事数名が内閣に緊急事態宣言を要請していたりと、コロナは収まる気配もありません。

それに今後コロナに代わる新たなウィルスが襲来する可能性も否めません

私自身はコロナは「武漢風邪」という言葉で一蹴するべき対象という認識で、経済が不必要に止められるのには反対の立場ですが、世論や国・自治体の判断はまた別で、色々と情報を見た感じだと難しいと思います。

逆にコロナをもはやあまり脅威だと判断していないところもありそうで(ドバイとか、それこそ発生源の武漢とか)、国によってはリアルイベントが(以前よりローカルでこぢんまりとしながらも)継続的に開催されていくのではないでしょうか。

メロディックテクノは熱い

最後に先ほど「トレンドとか全然完全無視でいい」「Deep House、Ambient、Lofi Hip Hopが多くなった」「新しいジャンル、新しいサウンド、新しいDJ、新しいプロデューサーを積極的に探していくなんて面倒でやらない」と書いておきながら、全部ひっくり返すことを書いて恐縮なのですがw、オンラインをザッピングしながらもメロディックテクノはシーンのなかで勢いを感じますね。

気になる人は、Beatportのメロディックテクノのジャンルで絞って、チェックしてみてください。

ちなみに、2000年代にJAMES HOLDENNATHAN FAKEという、プログレッシブ・テック・ヒプノティックな音をトリッキーに昇華させた鬼才がかなり活躍していたのですが、同じようなヴァイブの音に出会うことができました(というか色々と似てるw)。

High Contrast Recordingsはトランスの老舗レーベルだったはずなので、そのへんとのクロスオーバー感も興味深いですね。

Rebane & Meyer – Prelude [High Contrast Recordings]

Nathan Fake – The Sky Was Pink (James Holden remix)

こちらの記事も併せてどうぞ

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