開催地変更などのニュースでちょっと地殻変動のある感のある、Ultra Music Festival(ウルトラ・ミュージック・フェステイバル)。
ちょうどこの記事を作成しているときは、Ultra Korea(ウルトラコリア、日本ではウルコリって略されてることもあるw)が終わったばっかりだったりするのですが、それよりも7/12-14に開催されるマイアミに次ぐ圧倒的な規模感とラインナップのUltra Europe(ウルトラ・ヨーロッパ)に注目ですね。
そんなわけで、今回は来月に控えたUltra Europeをにらみつつ、毎年ギリギリまでラインナップが発表されないことが恒例になっているUltra Japan(ウルトラジャパン)への希望的観測を「私見たっぷりに」取り上げたいと思います。
2019年のUltra Europeラインナップを見てみよう
この画像のとおりです。
他の(特にアジアの)ウルトラと比べてほしいんですが、ヘッドライナーに世界基準で人気のあるテクノ・テックハウスのアクトが並んでいますよね。
これはいつだって事実です。散々書いてきたことでありながら、未だに日本国内で認知がされていないことなので、まだまだ書き続けますが、今一番旬のジャンルはテクノ・テックハウスですよ!
フェスしかいかないパリピの間では、テクノ・テックハウスやレジスタンスの枠を超えているCarl Coxの認知度すら低いんですがね。
EDMはすでに終了しているし、時代も変わってきているのでいい加減新しいものに目を向けましょう!
ちなみに僕、リアルにSwedish House Mafia(スウェディッシュ・ハウス・マフィア)のロゴを見逃していました笑
彼らの露出とファンの反応は、2010年代初頭に時計の針が巻き戻している感じがしてポジティヴに捉えられないのです。ウルトラ・コリアでは当日キャンセルになったらしいですけど、まぁそんなもんですよ笑
ウルトラヨーロッパって存在感はそこまでないかも・・・
ここらへんは特に私見が入るかもですが、ウルトラヨーロッパってそこまで存在感が強くない気がするんですよね。
というのも、EDMに振り切るなら同じ時期に開催されるTomorrowlandのほうが圧倒的に存在感があります(とはいえ、Tomorrowlandも近年はEDMからテクノ・テックハウスに寄ってきました)。
逆にテクノ・テックハウスに振り切るならAwakeningsやHideout Festival、Elrowのほうが圧倒的に存在感があります。
こればっかりは行ってみないとわからないんですけど、少なくとも7月前後に自分がヨーロッパに住んでいたとして、行くフェスを選ぶなら多分ウルトラヨーロッパは一番後回しにするでしょうね。
ラインナップも別にクロアチアで見たい感じでもないですからね・・・ウルトラヨーロッパにはMarco Caloraが去年もラインナップされていましたが、ヨーロッパにいるならAmnisia(イビサ島)のMusic Onに行ったほうがいいですからね。
ヨーロッパの美味しいところを寄せ集め、Tomorrowlandとは違った趣(都市型)のフェスとしては価値は高いとは思います。
Above&BeyondやJamie Jonesがヘッドライナーを張っているところに格差を感じる
Progressive House(Trance)の超大物Above&Beyondは2017年の大阪のソニマニに来た時、Tech Houseの超大物Jamie Jonesは2018年にContact Tokyoに来た時にどちらもスッカスカでした・・・どちらもかなりすばらしいのに、さすがガラパゴス日本のシーンw
Above&BeyondやJamie Jonesはヨーロッパでは超大物で彼らが主催するイベントABGT、Paradiseはチケットは完売・会場はパンパンになるのに、「アジアでは誰それ?」って感じになります。
もしあなたも「誰それ?」という一人なら、これを機に覚えておいておきましょう笑
令和はもうEDMで騒ぐ時代じゃないよ!あと同窓会って何?
さて、ウルトラヨーロッパのラインナップを見つつ、いつもの結論でまとめさせていただきましょう。
あと、本人たちは楽しそうだから面と向かって言わないですが、かつて流行ったジャンルの同窓会的イベントとかに絶対的な価値を見出すのも、僕は賛同しないですね。なぜなら、ダンスミュージックやシーンは新しく若々しいことに大きな価値があるからです。
ネットやデジタル機器のおかげで、僕たちのライフスタイルのグローバル化はますます加速していますし、そうなるのは難しいと思ってはいても日本のシーンと世界のシーンの隔たりがないのに近い状態であってほしいですからね。
日本は先進国なので、文化的にも世界の先端を行ってほしい。ダンスミュージックシーンは、オーディエンス自体もコンテンツとして大きく占めるので、オーディエンスの探究心がとてもとても大事なのです。
というわけで、ウルトラヨーロッパをトレースしたようなラインナップを僕は期待したいと思います。
ULTRA JAPAN2019開催情報
そんなわけで、マイアミほど豊富なアクト数ではないにせよ、2019年のウルトラジャパンではマイアミのシーンの流れが反映されたラインナップであることに期待したいと思います。
Ultra Japan 2019は、9/14土と9/15日にお台場ULTRA PARK特設会場で開催です。
※正確な情報は以下の公式サイトにすべて掲載されているので、そちらでご確認ください。
フェスのチケット安く買いたい人は売買サイト
ウルトラジャパンやEDC JAPANなど、人気フェスのチケットを安く買いたい人は、売買サイトを使うという手もあります。
以下の記事でオススメサイトを紹介していますので、よかったら参考にどうぞ。
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